カラーセラピーが叶える「癒し」の時間とその一歩先にあるもの
カラーセラピーは、自分の心と向き合い、色の力を通して癒しを感じる素敵なツールです。しかし、自分を見つめる時間が増えるほど、時に心が苦しくなるリスクも伴うことを知っていますか?
とある心理士の方との会話の中で、精神的に悩みを抱える方にとって、「自分を見つめる」ことが逆効果になる場合があると教わりました。特に過去のつらい体験が浮上することで、心が乱れてしまうこともあるのだそうです。この話を聞いて、セラピーの魅力と同時にその慎重さも感じました。
通院中の方へのカラーセラピーの配慮
稀に、精神科に通院されている方がカラーセラピーに興味を持ってくださることがあります。
ですが、カラーセラピーでは心の奥深くまで探ることがあり、セッション中に過去の痛みが表面化することもあります。
セラピストとして、無理に手を差し伸べず、主治医の同意があるかどうかをしっかり確認し、お断りをすることもあります。
健康な人への癒しと前向きなエネルギー
カラーセラピーの本質は、心の健康を持っている方が悩みやモヤモヤを解消し、自分らしさを再発見するサポートをすること。セッションを通して「心がスッキリした」「心の整理ができた」といった声をいただくたび、改めてカラーセラピーの力を感じます。心が健康であればあるほど、その癒し効果も大きく、前向きなエネルギーが生まれやすいのです。
色がもたらす喜びと限界を知りながら、丁寧に向き合いたい
カラーセラピーは万能ではないからこそ、その力を正しく知り、慎重に提供することが大切だと感じます。「癒し」と「自己発見」をサポートするために、心の健康を保ちながら寄り添えるカラーセラピストでありたいです。
Comments