■カラーセラピー初心者Q&A

Q:クライアントに「こんなことを聞いていいのかな?失礼だったり気を悪くしないかな?」と考えてしまい
入り込んだ質問をすることができず、浅い内容のセッションになります。
躊躇(ちゅうちょ)なく、深い質問をする方法はありますか?
A: 必ずしも深いセッションを目指す必要はありませんが、クライアントのためを思えば、言うべきこともあります。
自分が傷つかないためではなく、目の前のクライアントのためを思って心を傾けてセッションをすれば
「これはこの人のために聞いておかないといけない」という気持ちになります。
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セラピーでは、クライアントがどう感じるか、どんな思いが無意識から意識上へ出てきたかを確認することで、
気付きや癒しになることもあります。
色からの様々な連想を通して、無意識(潜在意識)にあったものが顕在意識に上がってくる、と
TCカラーstep1で習いました。
たしかに、深く入り込んでいけば、たとえばトラウマや忘れていた色んな感情にたどり着くこともあるかもしれませんが、
お互いに信頼の気持ちがあればこそできることだと思います。
私は、「セラピストが頭に浮かんだことを質問してもいい」と学びましたが
これはなかなか難しいことでした。
頭に浮かばないこともあるし、
上記のQの通り、「こんなことを言っては失礼な人と思われるのではないか」とうまく質問できませんでした。
それは、セラピスト自身の、その内容に対する壁や心の傷、とも学びましたし、
経験の浅さもあるかもしれません。
資格を取ったばかりのころ、
あるセッション練習会でセッション練習後、
クライアント役の人に
「〇〇について聞いてほしかったのに、全然触れなかったから話が進まなかった」と言われました。
ああ、この人は、○○について自分から言い出すよりも聞かれることを待っていたのか、と気づきました。
○○については大事なこととだと思わず、完全に私の経験不足からくるミスでしたが、
重要なのは、
言いたかったのにあえて自分から言い出すことをしなかった理由があったことと、
相手が○○を言い出せる信頼ができる雰囲気を私が出してなかったことです。
カラーセラピーは
セラピストがクライアントために心を傾ける時間です。
クライアントが自分のカラーセラピーを受けることでより良い人生を歩むきっかけになるのだったら
私はどう思われてもいい、
この人のために聞いてあげよう、という覚悟を持つこと。
そして、
この覚悟になるまでは、
セラピスト自身が「失礼に思われるかもしれない、言ったら傷つけてしまうかもしれない、怖い」という
心の葛藤と怖さをたっぷりと味わうことも必要だと思っています。
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