カラーセラピスト・プロフィール作家の滝上雅子です。
プロフィールの重要性
SNSに載せるプロフィールと聞くと、つい「今のサービス内容」や「取得した資格」を並べるだけになりがちです。また、仕事の経験が少ないと書くことがないのでプロフィール作成を諦めてしまうことも。
ホームページやSNSを見て何かのサービスに申し込むとき、どんな人がやっているのだろう?私に合う人だろうか?とプロフィールや自己紹介のページも見ると思います。
実際、私のところへ申し込みされた方や企業の担当者さんも、プロフィールを読んだとおっしゃっています。そこで「資格がすごいです」とは一度も言われたことはありません。
「パワハラ経験されたんですね」や「お子さんいらっしゃるんですね」と個人的な体験に共感されている印象です。
プロフィールは単なる説明書ではなく、その人の歩んできた物語に共感した人が出会うきっかけの場でもあるのです。
過去の経験や価値観に「宝物」がある
過去の経験には、自分が気づいていない「強み」がたくさん隠されています。子どもの頃から自然とやってきたことや、周囲の人に感謝された瞬間を振り返ってみましょう。
学生時代のクラブ活動で培ったリーダーシップや努力、職場での失敗から学んだ忍耐力や対応力。そういった「自分らしさ」を具体的に伝えると、同じような経験をした読み手は共感を生み親しみを感じたり、強みに惹かれます。
「今の自分」に欠かせないピースとして伝える
過去の出来事が、どう現在に影響しているかを伝えると、さらにプロフィールに深みが増します。苦労した経験が今の柔軟な対応力に繋がっているなど、過去のストーリーが今のサービスにどのように生かされているかを考えてみてください。
過去と現在の自分がリンクしているように表現すると、読み手にとって「だからこの人のサービスは信頼できる」「試してみたい」と感じてもらいやすくなります。 例えば、私の場合ですと
「昔から会話することが苦手で自分自身のことは話さずに聞き手に徹底していたので、相手は気持ちよく話をしてくれた。
また、前職では相手が何を問題にしているのか、何が理解できないのかを会話の中で分析し、相手に伝わるよう分かりやすい言葉で回答をすることに努めていた。
このような経験から傾聴力や質問力が高められ、今のカラーセラピーで気持ちを引き出したり、プロフィール作成のインタビューで魅力や個性を表現する力につながっている」
過去の体験や心情から今の仕事に結びつくと、他の人のサービスとは違う輝きを感じてくれる方もいます。
共感してほしい「自分らしさ」
プロフィールは、自分の魅力やストーリーをありのままに伝える場所です。他人に見せたい「理想の自分」ではなく、本当に共感してほしい「自分らしさ」を大切にしましょう。
過去の自分にしかない強みや、今の自分にしかない価値観が詰まったプロフィールは、誰にも真似できない「あなたらしさ」を発信するための最初の一歩となります。
プロの力を借りる選択
過去と今の自分を掘り下げることを一人でするのは難しいと感じたり、上手に文章としてまとめるのが苦手な場合もあるでしょう。悩んだり時間を無駄にする前に、プロフィール作成をプロに依頼するのも一つの方法です。
プロフィール作成では、インタビューで上手に聞き出してくれて文章も一人では思いつかなかった表現で書いてくれます。
プロの視点から見た新しい気づきや魅力が見つかり、改めて自分の長所や強みを認識でき、自己肯定感も高まります。
プロフィールは、読み手がサービスを申し込む際の決め手となるだけでなく、自分自身にとっても今の仕事の意味を再確認する大切なものです。
過去の経験や思いを振り返り、自分の中にある情熱と信念を改めて感じることで、より深いサービスの提供ができるようになります。
Коментарі