プロフィール作成第6弾。
文章をまとめ上げていると、肩書きもひらめくことがあります。
すでにピッタリな肩書きをお持ちの方はそのままですが、
ご本人が使う使わない関係なく、ひらめいたものもご案内しています。
なんとなくですが、見た人にイメージの伝わりやすい肩書きのコツが
分かるような気がしてきましたし、
「今」と「その先の未来」もイメージした肩書きがいいのかなあ?なんて
フワフワっと感じています。
一番理想的なのは、肩書きを見て「なるほど、そういうことをしているのか」
とぱっと見で分かる、
覚えやすい、言いやすい、しかも個性が分かるもの、と思っています。
今回は122人目のライブインタビューをさせていただいた、
マインドアップキャリアカウンセラーの岡田久美子さんです。
すでに使われている肩書きが素敵です。
**********
岡田久美子
マインドアップキャリアカウンセラー
茨城県つくば市在住
大学での学生向け就職指導講師のかたわら、
週末には仕事や生き方で悩んでいる女性に向けて
オンラインでの個人カウンセリングやコミュニケーションスキルを学ぶ
話し方聴き方のセミナーを行っている。
■リーマンショック!就活で50社の会社に落とされる
2010年、夫の転勤で大阪からつくば市に転居。
事務の仕事を探していたがリーマンショックの煽りをモロに受け
50社以上の面接に落ちる。
新卒の学生さえ100社受けても落ちる時期、
事務職希望なのにパソコン未経験の主婦の私には、
パートさえも箸にも棒にも掛からなかった。
■ハローワークで就職相談員にスカウトされる
ハローワークに行っても長蛇の列、希望の仕事も見つからない。
「職業訓練を受けてパソコンの資格を取ろう!」
しかし、ハローワークの相談員から意外な誘いを受ける。
「新卒者専門の就職相談員になってみない?」
こちらは就活で来ているのに逆にハローワークで相談員になるって?
やってみたこともない仕事で戸惑うも、
とりあえず面接を受けてみたら合格してしまった。
■2ヶ月で「辞めたい」
久しぶりの仕事でフルタイム。
はじめてのカウンセリングは話を聴くことだけでも大変だった。
就活生から出る言葉は八割は愚痴。
慣れない仕事で2ヶ月は死ぬ思い、体も心もクタクタ。
もう辞めようと思った。
「でもまた新しく仕事をさがすことは大変だ」
それよりもここまで私が疲れるのは、
専門知識もカウンセリングの知識もないからだ。
学生たちは若くて可能性があるのに会社に落ちることにで自分を責める、
あなたのせいじゃない今の不景気のせいなのに。
どうすればあの子たちは前向きに仕事を見つけることができるのだろう?
そうだ!私がきちんと勉強して資格を取ってメンタルも整うようになれば、
良い支援ができるかもしれない!
■カウンセラーの自覚が芽生える
働きながら資格取得のために猛勉強をした。子供は中学生で部活動の送迎もある。
しかも夫は単身赴任中でワンオペだった。
睡眠時間は4時間、土日も勉強。
なぜそこまでしてカウンセリングの仕事を追求しようと思ったのか。
相談員のやり方は人それぞれ、熱意を持って対応する人もいれば適当に対応する人もいる。
私は目の前の困っている人を放ってはおけない、
なんとしても落ちこんでいる子たちに
希望の仕事についてほしい。
自信を失っていた人がやる気になって行動していくと目が輝いていく。
笑顔を取り戻していく。
その成長していく姿を嬉しいと思えるようになり、カウンセラーとしての自覚が芽生えたのだ。
■現場を通して分かった、私がしたい仕事
産業カウンセラーやキャリアコンサルタント(資格名間違ってたらすみません)の勉強しているうちに
クライアントにはもともと素晴らしい力を持っていることに気づいた。
その力を引き出すのが私の仕事だ。
力を引き出すには「傾聴」が必要。
傾聴、それはまず、クライアントにネガティブな気持ちを吐き出してもらう、内省する、自問自答する。
新しい良いことが入ってきて、自分で答えを見つけることができる。
就職先を探してあげるのは相談員の私だ!と力んでいた気持ちが、
ふっと肩の力が抜けた。
「進んでいける力は本人の中にある!」
■キャリアカウンセラーとして独立
2018年、相談員の経験と資格を生かして独自で仕事や人生の悩みをサポートする仕事を立ち上げた。
人の悩みは大きく2つの課題に分けられる。
一つは人間関係の悩み。
もう一つはコミュニケーションの悩み。
この悩みに対するスキルやマインドを伝えていくセミナーや個人カウンセリングを始めた。
■おせっかいエネルギーとカウンセラーとしての強み
10年のカウンセリングの経験から、こちらから考えを押し付けることなくお話を聴くことができる。
おせっかいと言えるほど目の前の困っている人を助けたくなる、
でも、強いアドバイスをすることはない。
ひたすら寄り添い伴走する。
時にはそっと背中を押すこともあるが、ゴールは悩んでいる人自らが自分で気づくこと。
その「気づき」が一番大事なことだから。
全力でどんなお話も聴くことがきくことができるのが私の強みだ。
安心して吐き出していただいて、心や思考を整えられる場を提供している。
■アラフィフ女性が輝いて生きていくために私ができること
学生たちの悩み相談を受けるうちに、その親世代たちの課題が見えてきた。
「お母さんたちも第二の人生を楽しく生きたいはず」
そのために、セミナーで勉強したり、カウンセリングを気軽に受けられる場所を作りたい。
職場でも家庭でもない、自分らしく安心して過ごせる第三の居場所、サードプレイス。
若い世代、お母さん世代のどちらも知っている私だからこそ支援できることを全部出していきたい。
Comments