TCカラーセラピーの「ゴールド」。
ハイヤーセルフとつながるワークでは、「結果を得たい」「今やってることを成功させたい」「もっと上に行きたい」「目立ちたい」という上昇志向の人が選ぶ傾向が多いです。
キラキラと光るゴールドは財産や地位や名誉を得て、他者に認められて評価されるという意味もあります。
ゴールドの話でよく言われるのが、結果を出すためには努力をしているということ。
何もしないで何かを得ることはこの世の法則上あり得ず、表に裏にそれなりに頑張っているからこそ欲しいものが手に入るのです。
ゴールドが秋の稲穂に例えられるように、田んぼを耕し、稲を植え、消毒や暑い時期の草刈り、水の見回りなど、積み重ねがあってやっと秋になって稲に実がなる。
実をつける、結果を出すためのプロセスがあること、これは自然界の営みでもあるんですね。
ゴールドが選ばれた時(ボトルの位置によりますが)、「過去を振り返って、人生の中で努力してきたことは何かありますか?」と問いかけることがあります。
例えば私は、ありきたりですが、学生時代に部活や受験勉強を頑張りました。
まさに青春ですね(笑)。 高校受験は行きたい高校が成績ギリギリだったので先生にも心配されるほどでしたが、
どうしても受かりたかったので、苦手な数学や理科も徹底的にやりこんで合格できました。
部活は高校時代の空手部。
私はあまり上手じゃなくて他の部員に比べて弱々だったのですが、部活の時間がとても楽しく、
試合で勝ちたい気持ちも強かったので毎日練習していました。
最後の試合で負けた時、悔しくて泣いたなあ。
受験に受かったことは、まさに努力が実になって結果を得たこと。
部活は、結果は残らなかったけれど、自分ができる限りのことをしたので何の後悔もなく思い出しても清々しい気持ちです。
ここから、努力についての私の思考は、
「努力をしたら成果を得られることもあるし得られないこともある。でも、やりたいことを頑張り力を出し切ることは好き」になっています。
逆に言うと、「頑張らない自分はダメ」という自分自身を追い詰める部分もあるので
私にとっては必ずしも何かをいつも頑張ったり努力することが正しいわけではないんですよね。
無理せず頑張らないで欲しいものを手に入れる、という風潮が一時期流行ったのもわからないでもないです。
「人生の中で努力してきたことは何かありますか?」の答えは
人によって違うと思います。
努力をしなくてもスムーズに生きてきた人、
努力なんて無駄で面倒だと避けてきた人、
頑張ってきたのに何も得られなかったと感じる人
努力したくてもできなかった人。
努力や頑張ることが耳の痛い言葉に感じる人、逆に大好きな人。
いろんな人生があるのでしょう。
個人的には、生きている時点でみんな頑張っていると思うのですけど。
一つの色、一つの質問をとってみても、いろんな答えが出てきて、その人なりの解釈が出てきて
それぞれの気づきがある。
カラーセラピーの醍醐味だと思います。
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