
カラーセラピスト・プロフィール作家の滝上雅子です。
コーラル――愛されたいという純粋な願い
TCカラーセラピーで表されるこの色は、サンゴ礁のコーラルピンクのような温かみのある色合いです。特に女性に人気で、三本リーディングの「理想の私」という位置に選ばれることが多い色。
コーラルは、女性らしさや母性を象徴し、人に「愛されたい、愛したい」という純粋な願いを抱かせる色なのです。
繊細さを抱きしめるコーラル
コーラルのメッセージには「繊細さ」というキーワードも含まれています。コーラルを選ぶ人は、人への愛情や思いやりの気持ちが強い分、相手に対して無意識のうちに配慮しがちです。相手が不快に感じないように、心の中で相手の顔色をうかがい、時には自分を抑えてしまうことも。誰かが傷ついたと感じると、自分も心が痛んでしまう…そんな繊細さがあるかもしれません。
友人との冗談にも傷つきやすい
特に若い頃、友人同士で何気なく言われた冗談やからかいの言葉に傷ついてしまった経験はありませんか?みんなの前で平気な顔をして笑っていたけれど、本当は心が痛んでいたこともあるかもしれません。コーラルを選ぶ人は、無意識に周りに合わてしまう態度から「冗談が通じる人」と思われやすい一方で、心の奥底で「なぜこんなことを言われるのだろう」と感じることがあるかもしれません。
繊細な心が優しさを育む
人と深く関わることで、傷つくことや悲しみを味わうこともありますが、コーラルの持つ感受性の強さは、それだけ人の心に優しく寄り添う力でもあります。その繊細さは、時に「優しさ」として自分に戻ってくるもの。他の人よりも敏感に人の気持ちを受け取ってしまうかもしれませんが、そのぶん、大人になるほど他人にも優しくできる力を持つのです。
コーラルが教えてくれる「自己理解」
もし「自分は敏感すぎて、すぐに傷ついてしまう」と感じたら、まずは「私は繊細な心を持っているんだ」と自分を理解することから始めてみましょう。コーラルがもたらすメッセージは、自己理解とともに優しさを育むきっかけ。コーラルが心に語りかける声に耳を傾け、あなたの繊細さをもっと愛せるようになるかもしれません。
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