オレンジのイメージは、元気色!
名前の通りオレンジで美味しそうで柑橘系の香りのイメージもできます。
オレンジ色は赤と並んで食欲が増す色なのだそうです。
一見マイナスなイメージがなさそうな色なのですが、ショック、トラウマ、心の傷、インナーチャイルド、寂しさ、孤独という意味もあります。
食欲が増すことと、心に負った傷と孤独には、カラーセラピー的に接点があります。
私は20代までは、お酒を飲むことができて翌日になるまでお店にいる、ということもありました。
外でお酒を飲んだり食事をするときは必ず誰かと一緒でした。
気の置けない人たちと夜遅くまでグダグダとすることもあり楽しかったのかもしれません。
なぜ、人と一緒に飲んだり食べたりしたいのか。
食事の美味しさやおしゃべりの楽しさを誰かと共有したいからです。
なので、オレンジには交流や社交、分かち合いという意味もあります。
もし、誰かと仲良くなりたい!となったら、一緒にご飯食べに行きましょうって誘いますよね?
食べることと人と仲良くすることは大きな接点があり、
プライベートはもちろん、会社やビジネスでも取引先やお客様と一緒にランチや外食することで、仕事がよりスムーズに運ぶこともあります。
そしてもう一つ。
飲み会が好きな人たちは、大体、とっても気さくで周りに気配りができる人たちでした。
私はあまり気が利く性格ではないので、誰にでも明るく応対できる人たちはすごいと思ったし
一緒にいてとても楽しい時間を過ごすことができました。 でも、そういう方は何か寂しそうでした。何か、、、直感的に感じるだけで理由はわからないのですが
「楽しいね!」「また飲もうね!」という言葉がどこかグレーのモヤがかかったようなイメージがしていたのです。
誰かと一緒にいることで繋がっていられる、一人じゃない、仲間がいるという感覚が安心だったのかもしれません。
グレーのモヤは、寂しさや孤独感の表れだったのでしょうか。
孤独や寂しさを感じているから、人に明るく接することができる。
明るく盛り上げてくれる人ほど、本当は一人ぼっちの辛さを知っている。
まさにオレンジのイメージです。
その後、私は結婚し、子供も産まれ、外へ飲みに行く機会はパッタリとなくなり、
徐々にアルコールも苦手になり、夜に出かける必要性もなくなりました。
コロナ禍で人と会うことや外食が自粛されたことで
寂しさを感じるのと同時に、表面的な付き合いは一掃され
本当に会いたい人、大切な人、いつも一緒にいたい人が気付かされたと思います。
誰かとつながっていたいと思うのは人の本能。
でも、そこに固執しすぎたり孤独感が強すぎたら、
自分でも気づいていない心の傷やトラウマがあるのかもしれません。
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