【レッド】疲れているときに欲しい色、元気な時に選ぶ色

最終更新: 2022年10月21日

私の住んでいる長野県では、朝晩急に涼しくなり早朝は肌寒さを感じるくらいになりました。

昼間はうだるような暑さはやわらぎ、日差しの中に心地よい風もあります。

暑い、熱い、厚い。どれも「あつい」と読みますが、

それぞれ気温が暑い、火が熱い、情が厚いなど「熱」を感じさせる表現です。

色でイメージすると「レッド」。

カラーセラピーでの色の意味や象徴は自然界にあるものからの連想もあるので、「火」や「太陽」「血」のイメージからこの3つの「あつさ」はきているのですね。

レッドはここから、例えば火が燃えるようは情熱→行動する→結果が出る、とカラーセラピーでは連想され

「レッドを選んだあなたは、何か夢中になることがあってやる気に燃え、活動してますか?」

と、問いかけるのです。

カラーセラピー的に面白いのが、レッドを選ぶ人が必ずしもやる気と元気があって活動的とは言えないこと。

逆に体が疲れていたり、休みたいなーなんて方もレッドを選ぶ傾向があります。

私がカラーセラピーを学び始めた10年くらい前、毎日が子育てや仕事に忙しく、仕事ではプレッシャーも感じていて、心も体もヘトヘトでした。

なのにレッドが気になってカラーボトルを選んでしまう。

なぜなんだろう?
 

カラーセラピーの先生がおっしゃいました。

「きっと夕日の赤のような、これから休む、帰ることをイメージしているのかもね」

夕焼けの空は1日の終わり。

明日に備えて体を休める夜が来る。

私はあの頃、いつも休みたかったんだなあ。

人によっては、元気エネルギーが欲しいからレッドを選ぶこともあるそうです。

色の奥深さを知ったきっかけでした。